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沖縄の建築単価の推移、〝でーじ〟高騰し続けている!

 沖縄の実家跡地にアパートを建てたい僕ですが、、、。
地価は上がり続け、建築費も上がり続けていると聞く、一体どれだけ高騰しているのか?
気になる僕は、建築着工統計調査を踏まえて、建築費がどうなっているかを調べてみた。

 この記事では、建築着工統計調査による建築単価の算出方法と過去10年の推移を確認することができます。

目次

1.建築着工統計調査のデータの調べ方

 まず、総務省統計局「政府統計の総合窓口(e-stat)」を開きます。
 そして、下図の通り「年次」をクリックしてください。

次に、下図の通り「2022年」をクリックしてください。

 下図の通り、「EXCEL」をクリックするとデータがダウンロードできます。

 ダウンロードしたデータを開くと、下図の通り都道府県別、用途別、構造別に「建築物の数」、「床面積の合計」、「工事費予定金額」のデータが出てきます。
 なお、下図は、令和4年の沖縄県の用途別、構造別のデータとなっています。

2.建築単価の算出方法

 ここでの建築着工統計を踏まえた建築単価の算出方法は、
 建築単価(万円/㎡)=「工事費予定金額(万円)」/「床面積の合計(㎡)」となります。

 例えば、上記の令和4年「居住専用住宅」の「鉄筋コンクリート造」のデータに基づくと、
  沖縄県の令和4年の建築単価=13,275,811 /547,082=24.27万円/㎡ となります。
 これを坪単価にするには、一坪は畳2枚(1.82㎡×1.82㎡=約3.3倍)
  24.27万円/㎡×3.3=80.08万円/坪 となります。

3.過去10年間の沖縄県の建築単価の推移

3-1.沖縄県の建築着工統計における「総床面積」及び「総工事費予定額」の推移

 建築単価の上昇、金融機関の貸し渋り、近年ではコロナ禍の影響もあって、総床面積及び総工事費予定額の減少が続いていました。コロナ禍が明けた令和4年に入りわずかではありますが、総床面積及び総工事費予定額ともに上昇傾向が伺えます。

 なお、上記のデータは、「居住専用住宅」かつ「鉄筋コンクリート造」の推移となります。

3-2.建築単価の推移

 先の総床面積及び総工事費予定額のデータを踏まえると、建築単価の推移は上図の通りであり、年々上昇しているのがわかります。令和4年現在で坪単価80万円を超えています。

 悲しいのですが、ウクライナ戦争など世の中の流れを踏まえると、建築資材及び石油価格の高騰が続く傾向にあり、その影響を踏まえてると建築単価の上昇は続くと、腹をくくる以外ありません。

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