海底火山の噴火・地震・津波・豪雨など自然災害や埋め立てなどで全国の面積は常に変化しています。詳しい都道府県や市区町村の面積データが知りたい、できればエクセルで使えるデータが欲しいなど、思ったことありませんか。
この記事では、国土地理院の調査による「全国都道府県市区町村の面積データ」の入手方法やデータの活用方法がわかります。
なお、国土地理院では、年に4回(1月、4月、7月、10月:各月1日現在にて)もデータを更新しています。
「全国都道府県市区町村の面積データ」の入手方法
「全国都道府県市区町村の面積データ」は、国土地理院のホームページのトップ「GIS・国土の情報」タブから下記の手順で入手できます。
上記の流れで、エクセルで使える「CSVデータ」が入手できます。
次に、「CSVデータ」の活用方法について、説明します。
「全国都道府県市区町村の面積データ」の活用方法
1)エクセルデータに変換する
まずは、エクセルで開いた「CSVデータ」を新しい名前「例)全国の面積データ」などと付けて、ファイルの種類「Excelブック(*.xlsx)」を選択して、変換保存します。
2)データ内容を確認する
上記の通り、列の幅を広げて見ると、データ内容を確認することができます。
活用にあたっては、欲しい時点のデータのみを残し、作業します。ここでは最新のデータ「令和4年4月1日」を利用します。
念のため、作業にあたっては、シートをコピーして〝新しい作業シート〟を作ります。
3)〝新しい作業シート〟の作成
ここでは、上記の流れで、新しい作業シート「作業データ」を作成しました。
4)不要な列を削除する
上記の流れで、最新のデータ「令和4年4月1日」以外の不要な列を削除します。
削除した結果が、下記の通りです。
5)フィルターを付ける
6)例1:〝都道府県の面積データ〟にする
「標準地域コード」のフィルターをクリックして、下記の手順で〝都道府県のみのデータ〟にします。
下記の通り、〝都道府県のみのデータ〟になります。
7)例2:〝東京都市区町村の面積データ〟にする
「標準地域コード」を、下記の手順にて〝当初のすべてのデータ〟に戻します。
「都道府県」のフィルターをクリックして、下記の手順で〝東京都関連のみのデータ〟にします。
下記の通り、〝東京都市区町村のみのデータ〟になります。
おまけ)「東京都市区町村のみ」のシート作成について
①新しいシートを作成する
②「可視セル」を活用する
東京都市区町村のみとなっている「作業データ」シートにて、「ホーム」⇒「検索と選択」⇒「条件を選択してジャンプ」⇒「可視セル」を選択して、OKをクリックします(ALT+;)。
そして、「作業データ」シートをコピー:〝CTRL+C〟します。
新しいシート「東京都市区町村面積データ」に〝ペースト:CTRL+V〟すると、以下の通りとなります。
③表を整えて完成させる
まとめ
「全国都道府県市区町村の面積データ」は、国土地理院のホームページからエクセルで使える「CSVデータ」を入手することができます。
利用にあたっては、エクセルで開いた「CSVデータ」を新しい名前を付けて、ファイルの種類「Excelブック(*.xlsx)」を選択して、変換保存して利用ます(又はエクセル新規ブックにて、「CSVデータ」のインポート利用も可能です)。
後は、〝フィルター〟などエクセル機能をうまく活かして、欲しいデータを自由に使うことができます。