総務省統計局〝e-Stat〟の「時系列表」の使い方を知りたい、又はデータの入手方法を知りたいと思ったことはありませんか。
この記事では、初めての方でもわかるように、沖縄県及び沖縄県の市町村に関する「人口と世帯数」のデータの入手方法を例に、〝e-Stat〟の「時系列表」の使い方を紹介します。
〝e-Stat〟とは? そして「時系列表」とは?
〝e-Stat〟とは、日本政府の統計の窓口であり、誰でも利用しやすい統計データの閲覧や提供などを目指した政府統計のポータルサイトとなります。
そして、「時系列表」とは、欲しいデータを(ある一定期間)時系列的に見る又はデータを入手するためのツール(機能)となります。
〝e-Stat〟の「時系列表」の使い方
〝e-Stat〟トップのを「時系列表」を〝クリック〟します。
1.「時系列表」の見方と基本操作
「時系列表」のトップ画面は、左側は「分野(大分類)」、右側は「系列名」⇒入手できる「データ項目」となります。
上記は、「分野(大分類)」:〝国土・気象〟に関する画面となります。
2.都道府県データの入手方法(例:沖縄県の〝総人口〟)
例として、沖縄県の「総人口」を調べてみます。
まず、分野(大分類)から「人口・世帯」を選択すると、入手可能なデータ項目が右側に表示されます。
次に、右側の系列名から「総人口」を選択します。
全国の「総人口」に関する時系列データが表示されます。
「都道府県」のプールダウンにて、〝沖縄県〟を選択します。
⇓
沖縄県の「総人口」に関する時系列データが表示されます。
ダウンロードを〝クリック〟すると、データの入手ができます。
3.市町村データの入手方法(例:沖縄県の市町村〝総人口〟と〝世帯数〟)
画面左上の「時系列表」を〝クリック〟して、「時系列表」のトップ画面に戻ります。
「沖縄県の市町村」の場合、特定地域の時系列表を探すこととなりますので、「データで見る」TOPから調べることとなります。
「データで見る」TOPは、3つのステップとなっており、まず、
ステップ①【系列選択】にて、欲しい〝データ項目〟を選択します。
ステップ②【地域選択】にて、欲しい〝地域〟を選択します。
ステップ③【時間選択】にて、欲しい〝期間・時期〟を指定します。
ステップ①【系列選択】:欲しい〝データ項目〟の選択
【系列選択】にて、欲しい〝データ項目〟を選択します。
ここでは、例として〝総人口〟と〝世帯数〟とします。
ステップ②【地域選択】:欲しい〝地域〟の選択
【地域選択】にて、欲しい〝地域〟を選択します。
ここでは、例として〝沖縄県下の市町村〟とします。
ステップ③【時間選択】:欲しい〝期間・時期〟の指定
【時間選択】にて、欲しい〝期間・時期〟を選択します。
ここでは、例として沖縄県の日本復帰の年〝1972~現在2022年〟とします。
データの表示と入手
選択内容を確認後、「表示」を〝クリック〟します。
〝総人口〟について、市町村の時系列データが表示されます。
「ダウンロード」を〝クリック〟するとCSVデータが入手できます。
出典先の確認方法
出典先は、上記のステップで探します。
データの保存方法
入手したCSVデータには、出典先の情報を記録し、エクセルデータとして〝Excelブック(’xlsx)〟にて保存します。
世帯数データの表示方法
市町村単位での表示方法
市町村単位で、〝総人口〟と〝世帯数〟のデータを見たい又はデータを入手したい場合は、上記の手順で画面右上の「表の形を変える」を〝クリック〟して、「現在表の形と異なる表」を選択します。
上記のように地域の「那覇市」を〝クリック〟すると、その他の市町村を選択できます。
まとめ
〝e-Stat〟の「時系列表」のトップ画面からは、「分野(大分類)」⇒「系列名」から欲しいデータ項目を選択すると、「全国」や「都道府県」データの閲覧や入手ができます。
「市町村」データについては、「データで見る」TOPから、下記の手順でデータの閲覧や入手ができます。
ステップ①【系列選択】欲しい〝データ項目〟の選択
ステップ②【地域選択】欲しい〝地域〟の選択
ステップ③【時間選択】欲しい〝期間・時期〟の指定