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〝初心者でもわかる〟国勢調査【人口データ】の活用方法と東京都市区町村ランキング

 国勢調査データを活用して、都道府県の人口ランキングを作成したい。又は自分が住んでいる都道府県の市区町村ランキングを作成してみたいと思ったことはありませんか。

 この記事では、国勢調査データを活用して、都道府県の人口ランキングや東京都を例に市区町村の人口ランキングの作成方法を知ることができます。 

目次

【国勢調査】の人口データの入手

 「総務省統計局ホームページ」トップ中段の「国勢調査」⇒「調査の結果」⇒「基本集計(タブ)」⇒「人口等基本集計 」の順で上記を開きます(詳細は⇒下記の記事をご覧ください)

必要な人口データの選択

 統計表を見ると、人口ランキングの作成に必要なデータは、「1-1」又は「1-2」のいずれかとわかります。
 次に、「1-1」と「1-2」の違いを知る必要があります。見出しの詳細をじっくり見ると、異なるのは赤い線の部分であることがわかります。

 「1-1」は、市区町村全域におけるデータであり、「1-2」は市区町村の中でも「人口集中地区」のみのデータとなっています。

 したがって、ここで必要なデータは、「1-1」となります。

 なお、「人口集中地区」とは、1㎢当たり4,000人かつ5,000人以上のエリアを成す都市的地域を指します。2つ以上の市町村に跨るエリアもあります。

  必要なデータ「1-1」のエクセルデータをダウンロードします。

例1)【国勢調査】による都道府県の人口ランキングの作成

1.データ内容を確認する

 「上段」は、人口(総数・男・女)、2015年人口、5年間の人口増減数・人口増減率、人口性比(女性100人に対する男性の数)、面積、人口密度、世帯数などデータの項目となっています。

 「左列」は、セルを広げて見ると上記の通り、全国、都道府県、市区町村など地域に関わる内容となっています。

2.都道府県のみのデータにする

 上記に沿って、「(すべての選択)」の□✓を外して、「a」のみ□✓を入れて〝クリック〟すると、都道府県のみのデータになります。

 なお、「0」⇒区、「1」⇒政令指定都市、「2」⇒市、「3」⇒町村、「9」⇒平成17年以前の旧市町村、「a」⇒都道府県となっています。

3.新しいシート「都道府県人口ランキング」を作る

4.新しいシートに「都道府県データ」を貼り付ける

5.不要なデータを削除する

6.データを並び替える

上記に沿って、北海道から沖縄県までのデータを囲み、データの並び替えを行います。

7.体裁を整えて完成させる

体裁の例

【データに棒グラフを添える】

【表に色を付けるなど】

例2)【国勢調査】による東京都市区町村の人口ランキングの作成

1.東京都市区町村のみのデータをつくる

2.新しいシートを作成し、東京都のみのデータをつくる

 例1)の③~④に沿って、新しいシート「東京都市区町村ランキング」を作成し、「b01_01」のシートから東京都のみのデータをコピーして貼り付けます。

3.不要なデータを削除し、データを並べ替える

 例1の⑥に沿って、データを並べ替える。

4.体裁を整えて完成させる

まとめ

 国勢調査の人口データは、「総務省統計局ホームページ」トップ中段の「国勢調査」⇒「調査の結果」⇒「基本集計(タブ)」⇒「人口等基本集計 」の順でデータ一覧にたどり着けます。

 データ一覧から各データの内容を確認した上で、必要なエクセルデータをダウンロードします。

 エクセルデータ表の整理状況(上段:項目、左列:地域)を把握した上で、地域フィルターの操作により、都道府県や各都道府県の市区町村のみなど必要な地域に絞ることができます。

 あとは、一般的なエクセル操作により、お好みのランキング表などを作成することができます。

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